あなたの歯医者さんのイメージはどのような姿ですか?
真っ白な白衣姿!
帽子にマスク姿!
みなさん、様々かもしれませんが、これからの歯医者さんのイメージは間違いなく変わっていくでしょう。
あなたの通っている歯医者さんは今からご紹介するイメージに当てはまっているでしょうか?
もし、当てはまっていなかったとしたら・・・。
昔ながらの歯医者さんなのかもしれません。
目次
1. 歯医者さんは目が命
当然ですが、歯医者さんは目が見えていないと仕事になりません。歯の大きさは奥歯の大きい歯でもだいたい1センチ四方です。
特に、明るさの問題でいうと、奥に行けば行くほど光も届きにくく見えにくいものです。
そこの小さな虫歯を削って取るのですから、歯医者さんにとって目は命なのです。
2. 見えにくいものを見えやすく
お口の中を見るのも、肉眼では限界があります。
眼鏡をかけても、コンタクトをしても、レーシックを受けても、視力が上がるだけで小さいものが大きく見えるわけではないですよね。
遠いものを大きく見たり、小さなものを大きく見たりするものは日常生活では、望遠鏡や顕微鏡、虫眼鏡などがあります。
2 – 1. 歯医者さんの虫眼鏡
歯医者さんも、小さな歯、虫歯、根の管をよく見ることができるように、拡大鏡(ルーペ)をする先生が多くなりました。
これをすることで、今までは見えづらかった、もしくは感覚に頼る他なかったところも、鮮明に見ることが可能になりました。
2−2. 拡大鏡の種類
拡大鏡にも色々と種類があります。
いろんな会社が発売していますが、大事なことはその治療に合ったものを使うということです。
特に大事とされるものが倍率です。
今は一つの拡大鏡で3段階ほどの切り替えができるものもあります。
倍率は低いものから2倍、3倍とありますが、高倍率になると、6倍、8倍、10倍のものまであります。
今の歯科界では、見えなかったところを可視化、いわゆる見えるようにするということがスタンダードになってきています。
見えにくいところを勘や感覚で削ったりすることのないようにです。
2−3. 拡大鏡とヘッドライト
拡大鏡でよく見えるようになったら、今度は明るさの問題があります。
歯医者さんで座る椅子にはライトが付いていますが、光量が足りなかったりするとやはり拡大鏡をしていても奥歯は見えにくいものです。
そこで役立つのは、ヘッドライトです。
拡大鏡に取り付けるLEDライトですが、ビームのように照らせるこのライトがあれば、もう見えないところはありません。
拡大鏡とヘッドライトはセットで付いていると、よりよく見える状態が出来上がるということです。
3. もっと大きく見える拡大鏡
根の治療や、細かい歯茎の手術などで用いられるのが超高倍率のマイクロスコープというものです。
倍率としては20倍くらい大きく見えます。
根の治療の専門の先生方には必須のアイテムですが、一般歯科医院にあるのは稀かもしれません。それだけ高額でもあるのです。
ただ、最新の歯科の三種の神器としてはマイクロスコープも数えられるようになってきました。
世界水準(グローバルスタンダード)で治療を行っていくためには必要なアイテムと言えるでしょう。
まとめ
あなたの歯医者さんのイメージはいかがだったでしょうか?
これからの歯医者さんのイメージは確実に拡大鏡をかけている先生の姿になっていくことと思います。
もちろん、肉眼だから治療ができないわけではありませんが、よりよく見える状態を作り出す手段としては必須アイテムとなるでしょう。
歯科医院のホームページで拡大鏡を使っていることをアピールされている先生もいらっしゃいますし、予約を取る際に聞いてみてもいいかもしれません。
全ては患者様、皆様により良い治療を提供するためのアイテムが作られています。