新卒の皆さんはいよいよ就活本番の時期に入りましたね。もうすでに見学に行かれている先生方も多いかと思います。中にはもう内定が決まっている先生方もいるのではないでしょうか。
さて、突然ですが歯科医院が求める人材とはなんでしょう?
あなたはこの問いに答えることができますか。
就職活動中に先生方が歯科医院に様々な条件を求めるように、歯科医院側も新入社員に対して求めるものがあります。
求められる人材になるためにも、何を求めているのかを知るということは、医院にとって必要な人材になるための大きな一歩となります。
以下に、歯科医院が求める人材を5項目に分けてあげていきます。
チャレンジ精神のある人
多くの歯科医院が新入社員に期待していることは、失敗をしてもいいから果敢に積極的にチャレンジするという姿勢なのです。
仮に失敗をしてもまたそこから学べることが出てきます。
チャレンジしない人は経験から学ぶことができないので何度でも同じ過ちを繰り返します。
失敗するたびに学び成長していく人材こそがその医院の将来を担う期待の活躍できる人材なのです。
自ら考え動ける人
学生の時は席に着き、講義を聞くといったいわゆる受け身の姿勢でよかったのに対し、社会人になると自ら考え動く能動的な姿勢が求められます。
上司や先輩に言われたことだけをやるということでは指示が出るまで何も動かない人間になってしまいます。自分からできる仕事を見つけて積極的に実践していくという行動があなたが周りから期待されていることなのです。
コミュニュケーション力のある人
患者さんから深い情報を引き出すためには、信頼関係の構築が不可欠です。
診療計画を患者さんへ説明し同意を得るためにもコミュニュケーション能力が確実に求められます。
また、仕事は上司やスタッフや同僚など、多くの人と接しながら進めていくものです。
だからこそ、仕事において、コミュニュケーション能力は基本であるとともに、要の力となるのです。
素直な人
素直な人は先入観や固定観念にとらわれず、人の話をきちんと聞ける人が多いです。
周りの人の助言や批判も真っ直ぐに受け止めるので、その分プライドや偏見が邪魔をしている素直じゃない人に比べても、飲み込みが速いです。
人の話を自分の成長の糧にできる素直な人は医院にとっても伸びしろのある人材となるのです。
体調管理のできる人
「体が資本」という言葉があるように、体調、体力は仕事をする上での最低条件です。
体力が低下すると一般的に思考力や精神力も低下します。
いかに体調を高いレベルで維持するかは、実は何よりも大切なことです。
健康に気をつかうというのも実は立派な仕事の一環だということを知りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これから就職活動本番を迎える先生方のお役に少しでも役立てれば嬉しく思います。
また、すでに就職が決まり、4月から新社会人を迎える先生方も、これらのポイントをしっかり抑えていけば、あなたは「できる新人」へとすぐに早変わりするでしょう。
若い先生が成長するために身につけるべき力に関してはこちらをご覧ください。
みなさんの歯科医師人生が輝かしいものになることを心より願っております。