目次
1.歯医者の面接
歯医者の採用にも、もちろん面接はあります。
ですが、いきあたりばったりで面接に臨んでも良い結果は得られません。
しっかりと対策を立てる必要があります。
歯科医院の面接で聞かれることって?
一般企業と何が違うの?
というご意見を参考に、特に聞かれやすい10個をピックアップしてみました!
1-1.なぜ歯医者になったのですか?
この質問はまずほとんどの所でされると思います。
歯医者になった理由は様々だと思いますが、まずは何のために歯医者になったかを伝えましょう。
好印象を与えやすいのは、「自分の為ではなく他人の為に役に立ちたいから」といった内容ですね。
また、それに加えて今自分が興味を持っている・また、得意である分野のことを付け加えるとプラスのアピールポイントになります。
1-2.将来はどのような自分になりたいですか?
将来、自分がどうなりたいかを明確に考えているかを知る為の質問です。
例えば、5年後・10年後にどうなっているか、開業しているのか研究しているのか、そのイメージがより具体的であればあるほど、質問者に対する説得力が増すでしょう。
1-3.あなたの長所はなんですか?
この質問には、その人の人間性や人柄を知りたいという目的があります。
まずは、自信をもって明るく話しましょう。
暗い声で「私の長所は元気なところです‥」なんて言っても説得力がありませんよね。
人間性や人柄は声のトーンや身振りにも表れます。
見られている事を頭に入れましょう。
自分の長所をアピールするときは、仕事にどう役立てられるかを具体的に話しましょう。
また、自分の長所が何であるかをあらかじめ分析しておくことが重要です。
1-4.アルバイトや部活動はやっていましたか?
アルバイトや部活動には、社会で必要とされるスキルを身につける環境があります。
上下関係・マナー・協調性は採用する側にとっては最高の要素の一つです。
ここをいかに上手く質問者に伝えるか、がポイントです。
アルバイトや部活によって学べたことをどうやって自分の糧にしたかを質問者にアピールしましょう。
更にそこでの成功体験があればよりインパクトを与えることができます。
1-5.これまでに頑張ったことはなんですか?
この質問は、質問者が今までにあなたが何を考えてどう行動したかのプロセスを知りたい背景があります。
「努力」「継続」も採用する側にとっては欠かせない要素の一つです。絶好のアピールチャンスですね。
ここでは、結果よりも過程を重要視される場合が多いので、自分が取り組んだものの目標・課題やどう克服したか、それによって何を学べたかを上手に伝えましょう。
1-6.自分が達成できたエピソードを教えてください
これは、あなたが最後までやり遂げたものがあるかどうかを質問者が知りたがっています。
前述の「努力」「継続」に加えて「実績」を加味するパターンです。
こちらの方が難易度は高いと言えるでしょう。
目標に対して最後までどの様にやり遂げたかを伝えてください。
更には自分だけでなく他者も巻き込んで達成したエピソードであると協調性もアピールできてよりGoodですよ!
1-7.今、趣味や夢中になっていることはありますか?
趣味や夢中になっているものがある人はそれだけで価値が高まります。何かに熱中できる人は仕事に対する集中度の期待も高まるのです。
このテーマは熱く質問者に語りましょう。質問者の気を引くようなストーリーを入れるとより良いです。
事前に医院のホームページを確認しておくのも一つですよ。
最近ではドクター紹介もやってますし、プロフィールも載ってたりしているところもあります。
「まだやったことは無いんですが、実は○○に興味がありまして‥」というのもありですね!
1-8.なぜ当院を希望されたのですか?
この質問は、あなたが医院のコンセプトを理解しているかどうかを知る意図が隠されています。
よく「家が近いから」という回答を耳にします。
確かに勤務距離も大切ですが‥これは聞き手側には良い印象を与えません。
「近けりゃいいのか」と思われてしまいます。NGです。
ここでは、「私が働くのはあなたの所じゃないとダメなんだ!」位のアピールをしましょう。
技術的な勉強はもちろんですが、地域医療の為・患者様第一などその医院の考えについての発言もあると良いでしょう。
1-9.あなたはどの様に医院に貢献できると考えていますか?
この質問はあなたが働くことに対してどれだけ理解しているか、また医院の問題点を理解しているかを知る目的があります。
貢献できる内容が自分の今までの経験や長所を活かせるものであれば、質問者の興味は更に湧くことでしょう。
1-10.最後になにか質問はありますか?
「最後に何か質問はありますか?」と最後に言われると思います。これは、最後のアピールチャンス!問われているのは医院への興味とあなたの質問力・観察力です。
「特にありません」と答えるのは必ず避けてください!また、相手が答えにくい質問をするのもNGですよ。
出来れば事前にその医院について調べておいた方が良いでしょう。
ぶっつけ本番で鋭い質問をするのはとても難しいです。
質問の一つでも準備しておくのが無難でしょう。
まとめ
歯医者の面接も基本的には一般企業とあまり変わりはありません。
専門的な質問も1・2個はされると思いますが、事前に対策しておけばそこまで焦るような質問はされないと思います。
面接は「具体的にストーリーをもって話す」事が大切です。
事前にストーリーを考えておきましょう。
最後に、面接・採用はゴールではありません。
スタートです。
「目標を明確に持って達成するために行動する」事こそが今後の社会人生活で大切なものであることを心にとどめておいてください。