“彼のことは大好きだけど、夜の歯ぎしりで夜中に起こされてしまう。。”“彼も無意識にしてることだし、ひょっとして私もしているのかも。。”
大切な彼と過ごせる素敵な夜に、そんな悩みがあってはとても悲しいですよね。
日本人の7割がしている歯ぎしり。歯医者さんではこの歯ぎしりのことを“ブラキシズム”といい、ブラキシズムのある人のことを“ブラキサー”と呼ぶんです。
実はブラキサーの多くが自覚症状がなく、ブラキシズムの発生する仕組みや解決方法も未だ解明されていないんです。
でもがっかりしないでくださいね。昨今の研究でブラキシズムのいろいろなことが明らかになってきているんです!
今回はその研究内容の中から、実際に効果が出る実践しやすいものを3つに絞ってピックアップしてみました!
就寝前にコーヒーを飲まない
ブラキシズムはレム睡眠とノンレム睡眠の切り替わりで起きやすいとされています。
レム睡眠・・浅い眠りで脳が活発に活動している状態。
ノンレム睡眠・・深い眠りで脳も休んでいる状態。
特にレム睡眠が優位になり、眠りが浅くて深く眠れなくなるとブラキシズムが起きやすくなります。
つまり就寝前にコーヒーを飲んだり、タバコを吸うと眠りが浅くなりブラキシズムが起きやすくなってしまうんです。
少なくとも就寝1時間前にはカフェインなどの摂取は避けてハーブティーを飲んでみたり、好きな音楽を聞いたりして自分なりのリラックスできる時間を作ってみてください。
お風呂でマッサージをする
前述のリラックスの方法としてお風呂でのリラックスを思いついた方もいると思います。
ブラキシズムが起こっているとき、最も使われている筋肉はどこかわかりますか??
それは“咬筋”です。咬筋は頬っぺの内側にあります。頬っぺに2本指を当ててグッと食いしばってみてください。モコッと盛り上がる部分がありましたか?それが“咬筋”です。
咬筋の緊張をほぐすと、ブラキシズムの発生頻度が大きく減少することが分かっています。
入浴の際は、2本指で咬筋を円を描くように30秒マッサージしましょう。次に反対周りに30秒。
これだけで効果抜群です!
3、睡眠用マウスピースをつける
上記2つの方法でも症状が改善されない場合、“ナイトガード”という睡眠時につけるマウスピースをつけるのがいいでしょう。
これは上の歯のみに装着してクッションのような役割で歯へのダメージを減らす役割があります。
もちろんブラキシズムの音も軽減されます。
市販でも売っていますが、歯医者で作ってもらった方があなたの歯の形に合わせてプロが作ってくれますので、違和感が少なくオススメです!
値段は歯医者によってバラバラですが、私の歯科医院では5000円程で作成しています。
基本は1mmのソフトタイプですが重度のブラキサーの場合は固いタイプのものや、厚いナイトガードが必要になる場合がありますので、作りたいと思った方は一度歯医者さんで診てもらいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ブラキシズムは彼との仲を悪くするだけではなく、歯にもいろいろな悪影響を与えてしまいます。
それについてはまたアップしますので興味があれば参考にしてみて下さい。
彼を脱ブラキサーに導いて素敵な夜を過ごして下さいね。