たった3分で知りたいことがすぐわかる! 歯周病大辞典!

歯周病の予防法や歯磨きの仕方、進行とその症状、治療法まで、現役歯科医師が項目別にわかりやすくまとめました!

CMでよく言われてる歯周病って一体どんな病気?

歯周病はどんな病気?最近歯周病という言葉を耳にしたことはありませんか?

CMや広告、歯医者などで歯周病という言葉を聞いたり目にする機会が最近増えてきたように思います。

実はこの歯周病が注目されはじめたのは最近のことなんです。

注目されるということは、当然それだけの理由があります。

歯がなくなる原因は虫歯より歯周病が多い!

歯が無くなる原因歯周病が注目されるようになった理由、それは歯を失う原因の第1位だからです。

虫歯よりも多いんです!ご存知でしたか?

そして皆さんに一番知ってもらいたいのは、この歯がなくなる原因第1位の歯周病は“痛みがなく進行していく病気”だということなんです!

知らないうちに進行する歯周病

知らないうちに進行する歯周病虫歯の場合、虫歯が深くなると甘いものや冷たいものでズキズキしたり、噛むと痛かったりと何らかの症状が出ます。

しかし歯周病の場合、その症状の進行を知らせるサインはありますが、虫歯のようなはっきりとした病気の進行のサインがないので、自覚症状のないまま進行してしまう方も多いのです。

歯周病を正しく理解して予防しよう!

歯周病を正しく理解して予防しよう!今回は、歯周病の原因や、悪化の要因、検査方法、効果的なお掃除の仕方、歯医者での検査や治療のやり方まで、歯周病の全てを徹底解説します!

1. なぜ歯周病になるの?

なぜ歯周病になるの?成人のじつに8割もの人が知らないうちに歯周病になってしまっています。

私たちは一体、いつ何がきっかけで歯周病になってしまうのでしょうか?

1-1. 歯周病ってどんな病気?

歯周病ってどんな病気?歯周病とは、歯を支えている骨や歯茎の病気です。

痛みがなく進行し、歯を支える骨を気づかないうちに溶かしてしまいます。

そのまま進行していくと、最終的には歯を支える骨がなくなり、歯を抜かなくてはいけなくなってしまいます。

1-2. 歯周病の最大の原因は歯垢(プラーク)!

歯周病の最大の原因は歯垢プラークとは細菌の塊のことを言います。

ご飯の食べカスなどが歯に残っていると、その食べカスの中の糖などをエネルギーにして細菌が急激に増加します。

その細菌の増殖した塊が歯垢(プラーク)です。

1-3. プラークが歯周ポケットにたまると歯周病が進行する

歯周ポケットとは、プラークが歯と歯茎のくっついている部分を破壊してできた溝のことを言います。

プラークが歯周ポケットにたまる

歯周病になっていない健康な歯茎の場合、溝の深さは1~2mm程ですが、歯周病が進行するにつれて、その溝の深さはどんどん深くなってきます。

炎症がさらに悪化すると、やがて歯を支える骨が溶け始めます。

1-4. プラークvsあなたの免疫力

プラークvsあなたの免疫力プラークは細菌の集団なので、歯茎の健康を損ねるような物質を放出します。

同時に細菌に対抗するための免疫物質があなた自身から放出され、細菌との戦いが始まります。

プラークが増殖し免疫力が負けてしまうと、歯周病が進行してしまうのです。

2. 歯周病はなにで悪化する?

歯周病はなにで悪化する?歯周病の進行を助けてしまうものは、プラーク以外にも次のようなものがあります。

  • タバコ
  • 歯ぎしり
  • 合っていない詰め物
  • 歯並び
  • 内科的疾患(糖尿病など)
  • 女性ホルモンの分泌異常
  • ストレス
  • 遺伝的なもの
  • 薬の副作用
  • 家族間の感染

2-1. タバコ

タバコ歯茎にも血管があり、血液が流れています。

タバコを吸うことによって血液の流れが悪くなり、酸素が不足するため老廃物がうまく放出されず、歯茎は黒くなり歯周病が進行しやすくなってしまいます。

また喫煙によって歯茎が硬くなるため、出血などの炎症のサインが出にくくなり、気づかないうちに歯周病が進行してしまうこともあります。

2-2. 歯ぎしり

歯ぎしり歯ぎしり、特に寝ている間の歯ぎしりや食いしばりは歯や歯茎にダメージを与えて歯周病を悪化させてしまうことがあります。

ナイトガード(睡眠時用マウスピース)などの対策が必要になります。

2-3. 合っていない詰め物

合っていない詰め物詰め物と歯の間に隙間があると、そこに汚れが溜まりやすく歯磨きもしづらくなるため、プラークが増えてしまいます。

プラークが増えれば当然歯周病は進行します。

合ってない詰め物がお口の中にある場合は、早めに歯医者さんで診てもらうようにしましょう。

2-4. 歯並び

歯並び歯並びが悪いと、プラークが溜まりやすくなるので歯周病の原因菌も増えやすくなります。

矯正をしてきれいな歯並びにするのが一番ですが、意識して鏡を見ながら歯磨きをしたり、ヘッドの小さい歯ブラシ(タフトブラシ)を使うなどして対策をすることが大切です。

2-5. 内科的疾患(糖尿病)

糖尿病と歯周病がお互いを悪化させることも分かっています。

私たちの菌への抵抗力が低下してしまうのです。

内科的疾患(糖尿病)

糖尿病を予防するという意味も込めて、歯周病予防に力を入れる必要があるということですね!

2-6. 女性ホルモンの分泌異常

女性ホルモンの分泌異常歯茎から出る免疫物質の中には女性ホルモンも含まれています。

思春期、妊娠、更年期障害などによる女性ホルモンの変化によって、その免疫のバランスが変化し特殊な細菌が増殖します。

それによって歯周病が進行しやすくなるのです。

2-7. ストレス、遺伝

ストレス、遺伝ストレスや遺伝的な体質により免疫力が低下して、歯周病菌への抵抗力が弱まることで歯周病の進行を助けてしまうことがあります。

また、ストレスによって歯ぎしりが悪化することもわかっています。

「ストレスは万病のもと」です。ストレスフリーな生活を心がけたいですね!

2-8. 薬の副作用

薬の副作用高血圧や抗てんかん薬、狭心症、免疫抑制剤の副作用によって歯茎が歯肉炎のように腫れることがあります。

腫れると汚れがその部分に溜まりやすくなるため、歯医者さんでの定期的なケアがより大切になってきます。

お薬を飲んでいる方は、歯医者さんに行く際にお薬手帳を必ず持参するようにしましょう!

2-9. 家族間の感染

家族間の感染両親の歯周病が進行していると、子供の歯周病リスクが高くなることが分かっています。

これは歯周病に限らず、虫歯も同じです。

お口の中の細菌は、食事などの場面で家族間で伝染してしまうんです。

ですから、家族全員での口腔ケア、歯医者さんでの定期的なメインテナンスはとても重要です!

3. 歯周病が進行するとどうなる?

3-1. 歯周病の進行過程

歯周病が進行すると、歯周ポケットの深さがどんどん深くなっていきます。

歯周病の進行過程

軽度歯周病までは、歯医者さんでの専門的なお掃除毎日の歯ブラシの改善によって、症状を回復させたり安定させることができます。

しかし中度重度歯周病になってしまうと、溝の深くにまで入り込んだ菌を取り除くのが困難になるため、歯医者さんでの外科的な処置が必要になったりします。

中度・重度に進行した歯周病によって失われた骨を回復させることは可能です。

しかし、プラークコントロールが非常に難しくなり、健康な状態まで回復させることはできないため、歯の寿命は短くなってしまいます。

中度、重度に進行した歯周病

ですからそうなる前の予防、定期的な歯医者さんでの検診が本当に大切なんです!

3-2. 歯周病菌が全身に及ぼす影響とは?

歯周病菌の作る毒素がお口の中の血管に入ると、その血管から体内に侵入し全身に様々な影響を及ぼします。

脳卒中・心臓病

脳卒中・心臓病歯周病菌の作る毒素が血管に詰まり、動脈硬化が起きるため脳卒中や心臓疾患のリスクが高まります。

気管支炎・肺炎

気管支炎・肺炎歯周病菌の毒素が呼吸器に入り炎症を起こします。

糖尿病

糖尿病血糖値を下げるインスリンの効果を阻害するため、糖尿病をさらに悪化させてしまいます。

早産・低体重児出産

早産・低体重児出産歯周病菌が羊水の中に入り込み胎児に影響を与えます。

4. あなたは歯周病になっていませんか?歯周病簡単チェックリスト

歯周病チェックポイント次の項目あなたはいくつ当てはまりますか?

  • 歯茎が腫れてる気がする
  • 歯茎がむずがゆい感じがする
  • 口臭が気になる
  • 歯ブラシすると歯茎から血が出る
  • お口の中がネバネバする
  • 硬い物が食べづらい
  • 歯がグラグラする
  • 歯が伸びた感じがする

1つでも当てはまった方は黄色信号です!

2つ異常当てはまる方は明日にでも歯医者さんで歯周病の検査をしてもらいましょう!歯周病でなくても歯周病予備軍であることは間違いないです!

では具体的にチェックリストの項目を見ていきましょう。

4-1. 歯茎が腫れる・むずがゆい・出血する

歯茎が腫れるプラークや歯石が原因で歯周病菌が増えると、歯茎に炎症が起こり歯茎が腫れます。

そしてその炎症によって歯ブラシなどで出血しやすくなります。

また、菌が出す様々な物質によって歯茎がかゆくなることがあります。

歯周病の初期症状でこれらの症状は良く見られます。

正しいブラッシングや歯医者さんでのクリーニングで症状は治ります。

4-2. 口臭がする

口臭がする歯周病菌がつくるガスで口臭がきつくなります。

歯周病菌の多くは嫌気性菌と言って酸素がない状態を好み、歯周ポケットの奥で活動します。

この嫌気性菌は好気性菌に比べて何十倍も臭いのきついガスを作ります。

当然歯周病が進行する程菌も増えるので、その分臭いもキツくなってきます。

4-3. 口の中がネバネバする

口の中がネバネバする口の中がネバネバする原因は口呼吸での乾燥などもありますが、チェックリストの他の項目に当てはまるものがあるなら歯周病菌が原因です。

ネバネバの原因は歯周病菌に対抗するために歯茎から出る歯肉溝浸出液という免疫物質です。これが出ると唾液が粘液性になり、お口の中がネバネバします。

要するにネバネバしてればお口の中になんらかの炎症がある可能性が高いということになります!

朝起きてお口の中がネバネバした経験はありませんか?これも寝ている間に菌が増えて、それに対抗しようと免疫物質がいっぱいでた結果なんです。

ちゃんと寝る前に歯磨きすればネバつきにくいですし、疲れて歯ブラシしないで寝てしまえば朝お口の中はネバネバしますよね!

4-4. 硬い物が食べづらい、歯がグラつく・歯が伸びた気がする

硬い物が食べづらい

歯周病が進行して歯を支える骨がなくなると歯がグラグラしてきます

土台がしっかりしてない歯では強く噛むことができないので、硬い物が食べづらくなります

そして骨がなくなると、骨の上に乗っている歯茎も一緒に下がるので見た目の歯の長さが長くなります

この3つの症状は、中度から重度の歯周病で見られる症状です。

ひとつでも当てはまった方はすぐに歯医者さんに行くようにしましょう!

4-5. 歯周病簡単チェックリスト まとめ

いかがでしたか?いかがでしたか?

歯周病は虫歯と違い、痛みが出たり詰め物が取れたりするようなはっきりとした症状はありません。

しかし歯周病の進行を警告するサインはこのように多く存在します。

歯周病を正しく理解して早めの対策を心がけましょう!

5. 歯周病の自宅ケアの仕方

歯周病の自宅ケアの仕方歯周病ケアの基本は毎日のブラッシングによるプラークコントロールです。

ここでは歯ブラシの当て方、おすすめの歯ブラシ、歯周病ケア用品などをご紹介します。

5-1. 歯ブラシの当て方バス法

歯周病にはバス法という歯磨き方法がオススメです。

バス法とは歯と歯茎の間に45°の角度で歯ブラシを当てて小刻みに磨くブラッシング方法です。

歯周ポケットにプラークができるのを防ぎます。

歯ブラシの当て方

はじめは鏡を見ながら、しっかりと境目に歯ブラシが当たっているか確認しながら磨くようにしましょう。

目標歯ブラシ時間は10分です!

5-2. おすすめの歯ブラシ

おすすめの歯ブラシ歯ブラシは毛先が柔らかく歯茎を傷つけないものが良いです。

歯ブラシの交換目安は1ヶ月です。毛先が広がってしまうと清掃効率が60%にまで落ちてしまいます!

ルシェロシリーズは毛先がとても細く、歯周ポケットに毛先が届きやすいためオススメです。

男性はBシリーズ女性はPシリーズがそれぞれの歯の大きさに合っているため良いでしょう。

5-3. 歯磨き粉

ペリオバスタージェル歯磨き粉はペリオバスタージェルがオススメです!

こちらは天然成分のみで出来ており余分なものが入っていません。

歯周病菌を減らす独自の漢方を配合。

歯科医院専売品でリピーターが非常に多いです。

味が独特なものなので、購入前に一度歯医者さんで試してみましょう!

5-4. 歯間ブラシ・デンタルフロス

歯間ブラシ・デンタルフロス通常の歯磨きだけでは、歯と歯の間の汚れは4割以上残ってしまいます。

プラークができるまでには48時間かかるので、2日に1回は歯と歯の間のお掃除をするようにしましょう!

歯間ブラシは歯の間の隙間の大きさに合わせて数種類存在します。

歯周病や加齢変化で歯茎の隙間が大きくなってきた方は歯間ブラシを、歯茎に問題がない方はデンタルフロスを使うようにしましょう。

歯間ブラシ

歯間ブラシのタイプ歯間ブラシには針金タイプゴムタイプがありますが、オススメは針金タイプです。

ゴムタイプは歯茎を痛めにくいという特徴がありますが、ゆっくり入れれば針金タイプで問題ありませんし、針金タイプで歯茎が傷つく方は歯間ブラシのサイズが合っていない可能性があります。

ゴムタイプよりも針金タイプの方が汚れが良く落ちます!

歯間ブラシの磨き方
デンタルフロス

デンタルフロスデンタルフロスには指に巻き付けて使うタイプと、Y型、F型のプラスチックにフロスがついたものの3種類があります。

プラスチックに付いたフロスは使いやすいですが、引き抜く時に詰め物が外れる方向に力がかかるので注意が必要です。

その点で手に巻き付けるタイプは横に引き抜けるので詰め物が外れてしまう心配がありませんのでオススメです。

コスパもプラスチックのフロスよりも断然良いですよ!

ただ、使い慣れるまでに少し時間がかかるので下図の表を参考に練習してみて下さい。

デンタルフロスの使い方

5-5. 洗口剤

うがいうがい薬は歯周病菌の繁殖を抑える効果があります。

舌の上にいる菌や歯と歯の間にいる菌にも効果があり、歯周病だけでなく虫歯や口臭予防にも非常に効果が高いです。

忙しくて毎日の歯間ブラシやデンタルフロスでのお掃除が難しい方も、毎日うがい薬を使うことでお口の中の環境が劇的に変わります!

お勧めうがい薬コンクールおすすめのうがい薬はコンクールです。

以下のような効果が期待されます。

  • 歯肉炎抑制効果
  • 口臭予防効果
  • 抗カンジダ・抗ウイルス効果
  • プラーク抑制効果
  • 虫歯抑制効果
  • 歯周病菌抑制効果
  • 入れ歯口内炎抑制効果

水50mlに対してたった2滴で12時間も効果が持続するので、とても経済的です。

お子様や高齢者の方も安心して使うことが出来ます!

5-6. 継続こそ力なり!

継続こそ力なり今まで歯ブラシだけで何かをしながら磨いていた方にとっては、鏡をみて歯と歯の間をお掃除して、うがい薬まで使うのは大変だと思います。

しかも10分!!

しかし、歯科医師からみて歯ブラシだけの患者さんと補助器具をしっかり使っている患者さんのお口とでは雲泥の差があるんです!

はじめは大変だと思いますが継続してルーティンになってしまうと、逆にやらないと物足りなく感じるようになります。

継続は力なり

継続すればいつまでもおいしく食事ができる明るい未来が待っています!

6. 歯医者さんではどうやって歯周病を調べているの?

歯周病の検査歯科医院では初診時に歯周病の検査をしています。

その検査結果から歯周病になっているか、なっているならその進行度はどのくらいかを判断し、その後の治療方針を決めていきます。

ここでは、具体的に歯周病の検査をどのように行っているのかを知って歯医者さんへの恐怖心を克服していきましょう!

6-1. 検査その1. プロービング検査

プロービング検査プロービング検査とは、歯周ポケットの深さを測定する検査のことです。

右の写真のように、長さで黒に区切られた器具を歯周ポケットに入れてその深さを測り、その深さで歯周病の進行度を判断します。

適切な力で検査をしているのでほとんど痛みはありません!

6-2. 検査その2. 出血の有無の検査

出血の有無の検査前述のプロービング検査を行った後は、歯茎からの出血の有無をチェックします。

プラークが溜まり歯茎に炎症が起きていると、その炎症反応によって歯茎から血がでます。

炎症がおきている歯をチェックして、歯ブラシ指導や今後の歯周病治療の参考にします。

6-3. 検査その3. 歯の揺れ具合の検査

歯の揺れ具合の検査ピンセットを使って歯の揺れ具合を診査します。これを動揺度診査といいます。

揺れ無し(動揺度0)から動揺度3までの4段階があり、数字が大きくなる程揺れが大きいことになります。

歯が揺れるということは、それだけ歯を支える骨が歯周病によって溶けてしまっていることを表しています。

動揺度が2や3の場合、歯周病がかなり進行している可能性が高いので早急に治療が必要になります。

6-4. 検査その4. お口の写真・レントゲン写真

お口の写真・レントゲン写真お口のお写真とレントゲン写真で、目に見える部分と目に見えない部分両方から歯周病の状態を総合的に判断します。

その時の状態を知るだけでなく、今後の治療による変化をみる上でとても大切な情報源になります。

6-5. 歯周病検査その5. 磨き残しのチェック

磨き残しのチェックプラーク染め出し液を使って、歯周病菌の原因のプラークがどこに残っているかをチェックします。

磨き残しを視覚化できるので、歯ブラシの改善に役立ちます。

また、全ての歯の面積に対して磨き残しがどのくらいあるかをみます。

これをPCR(プラークコントロールレコード)といいます。

PCRの目標数値は20%以下です!

歯科医院ではこの他にも細菌検査なども行い、そこから得た情報をもとに歯周病のリスク、原因、対策、治療方針を決めています。

何をしているのか全く分からないと不安ですが、あらかじめ知っていると少し安心しますよね!

歯医者が苦手で行かなきゃと思いつつ行けていない方は、勇気を出して歯医者に検診に行ってみましょう!

7. 歯医者での歯周病治療ってなにするの?

歯周病検査を行って具体的な治療計画が決まったら、歯科衛生士と連携して実際の歯周病治療がスタートします。

台所掃除歯周病治療はキッチンのお掃除に似ています。

キッチン周りの掃除のように、こまめに掃除をしていれば簡単な治療で終わりますが、汚れを放置して頑固な汚れがついてしまうとより入念な治療が必要になります。

ここでは歯周病治療の内容をわかりやすく解説します!

7-1. スケーリング

スケーリングスケーリングとは、手用や超音波の器具を使って歯茎の上の部分に溜まった歯石を取り除くことをいいます。

歯肉炎などの軽度なものは、このスケーリングのみで炎症がおさまり、腫れていた歯茎が引き締まります。

7-2. SRP(スケーリング・ルートプレーニング)

SRP(スケーリング・ルートプレーニング)歯周病が進行すると歯茎の上だけでなく、歯周ポケットにも歯石ができてきます。これを縁下歯石といいます。

この縁下歯石を取るのと同時に、歯周病菌に侵された炎症組織を取り除く治療をSRPといいます。

SRPは歯茎の中に器具を入れるため、少量の麻酔が必要になります。

歯ブラシで届かない部分をきれいにして正しいブラッシングを継続することで、歯周病の進行を止めることが出来ます。

7-3. 歯周病の外科的治療

重度の歯周病の方の場合、外科的な処置が必要な場合があります。

骨を作るのを助ける材料(エムドゲイン)を、無くなった骨の部分に塗布して骨の再生をはかります。

歯周病の外科的治療

施術後2日程は運動や入浴、飲酒などの血行の良くなる行動は避けてシャワー程度にしましょう!

7-4. 治療後の症状

治療後の症状歯周病治療によって歯茎の炎症が治まると、歯茎が下がるため一時的に知覚過敏の症状が出ることがあります。

正しいブラッシングによって落ち着いてきます。

また歯茎が下がった分、歯が伸びたような気がしますが伸びたわけではありません。

7-5. まとめ 歯周病を正しく理解して8020達成を!

いかがでしたか?歯周病は不治の病ではありません。正しい知識を持って治療すれば、進行を止めて初期であれば治癒させることもできます。

大切なのは“正しい自宅ケアの継続と定期的な歯科検診”です!

80歳で20本歯を残していつまでもご自身の歯でおいしく食事を楽しみましょう!