勤務医が1つの歯科医院で長く勤める メリット、デメリット

世界有数の働きものばかりの国、日本。

日本では、昔から一つの会社で長く勤めることが価値の高いものとして考えられてきました。

当然、長く勤めることで得られるメリットはたくさんあります。

一方で、長く勤めることで生じるデメリットも存在することを知っておく必要があります。

本記事では、そのメリット、デメリットについてあげています。

新入社員の方や、いま新しい働き先を考えられている先生方にとって参考になれば幸いです。

長く勤めるメリット

収入が安定する

image1歯科医師として一つの医院で長く勤めることにより、年齢やキャリアや勤続年数が給与形態に組み込まれていきます。

そして、あなたが順調にキャリアを積み、院長や管理者になった場合には役職手当ても支給され、収入は更にプラスのものとなるでしょう。

したがって、一つの医院で長く勤めた分だけ収入面でいうと有利といえます。

 

仕事のやりやすさ

Male dentist and woman in dentistâÂ?Â?s office勤続期間が長いほど、その医院の仕組みややり方に馴染んできて、それが普通と感じるようになります。

また、慣れ親しんだスタッフも増えてきますし、医院内での立場も上がっていきますので、気持ちの安定と仕事のやりやすさはどんどん高まっていくことになるでしょう。

一つの症例を長期で診ることができる

image3予知性の高い治療を患者さんに提供するには、やはり長期間にわたり処置後の経過を追跡、検証し、そこから得られた知識や経験を別の治療に生かしていくことが重要になります。

この繰り返しこそが最も重要な「診断力」の礎になってくるのです。

出世につながる可能性が高い

image4長く勤めていると医院内でのポジションはどんどん上がっていき、出世への道は開けると言えるでしょう。

もちろん、ただ古株なだけで出世につながることはありえませんが、長く勤めているからこその強みは当然出てきます。

院長希望のある先生や自分で開業する前に分院長をやってみたい先生は一つの医院で忍耐強く続けていた方がその可能性は高いといえるでしょう。

長く勤めるデメリット

辞めたくても辞めれない

image5長く勤めると、それ相応のポジションを任されるようになったり、責任のある仕事や新人の教育など、さらに大変な業務が増えていきます。

そうなると、なかなか辞める踏ん切りがつきにくくなったり、ある一定の年齢までいってしまうと、よその医院での再就職も難しくなってしまうことなんかもあります。

視野が狭くなる

image6ずっと長く同じ歯科医院にいると、そこで働いている人たちや社風に染まってしまい、新しいものを取り入れようとする気が無くなってしまったり、その医院独自の見方しかできなくなってしまい、それが人と違うことに気がつかなくなってしまうことがあります。

潰しが利かなくなる

image7一つの医院で長く勤めているとその医院のやり方や仕組みに慣れ、仕事がスムーズに進んでいくようになります。

ところが、その医院のやり方にあまりに慣れ親しんでしまうと物事に対する考え方が固定的になってしまったり、成長が頭打ちになってしまうことがあります。

こうなると最悪、その医院のそのやり方しかできなくなるリスクが高まり、もし他の医院で働くことになった時、潰しが利かなくなることが起こりえます。

マンネリ化が起きやすい

image8同じような業務、同じ場所で同じ人と顔を合わせる毎日。。慣れてしまうと人はどうしても緊張感がなくなり、ミスを起こしたり、モチベーションが上がらず向上心がなくなってしまうことがあります。

仕事において、悪しき慣れは百害あって一利なしなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

大事なのは、結局のところ自分の将来のビジョンを明確に持つことだと思います。

今の職場で長く勤めることで、自身のキャリアにおける最終目標に向かうことができるのであれば続ける意味は大いにあります。

しかし、ただ安定しているから、楽ができるから、辞める踏ん切りがつかないからといった理由で長く働いている方は注意が必要です。

人生において働く時間は限られています。その中でもエネルギッシュに働ける時間は更に短いものとなります。

皆さんはその限られた時間をどのように過ごしますか?

自分自身にいま一度自問してみて、自分の将来こうなりたいというゴールを見据えて考えてみてください。

きっと答えがそこにはあるはずです。

皆さんの歯科医師人生が輝かしいものになることを願っております。